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CBD原料の仕入れに関する情報と注意点|サイバーリーフ

「CBD原料の需要が増える中、その需要を満たすためには高品質なCBD原料の調達が欠かせません、しかし、その一方で、市場には多くのCBD原料が流通しており、その中から信頼性の高い仕入先を見つけることは容易ではありません。

本記事では、CBD原料の仕入れに必要な基礎知識や、品質管理の重要性、法的規制とライセンスについて詳しく解説します。

また、CBD原料の仕入れ先の選び方や価格、品質管理のポイントなど、CBD原料の仕入れに関するコツやノウハウも紹介しています。

また、自社でどのような商品を作りたいのか?でも、協力企業は変わってきます。

CBD原料の仕入れに関心を持つ方や、CBD製品の製造・販売をしている方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

※業界には紛らわしい表現で、騙そうとする業者も多数いるので、その点も併せて解説して行きます。

この記事を読んだあなたは、CBD原料に関する情報の基礎知識があり、適切な原料を選定できるようになるはずです😆

 

※記事で紹介している海外の論文や研究結果は当社の製品に対するものではなく、CBDを始めとするカンナビノイドの成分に対するものであり、当社の製品の効果と直接的な関係はありません。

 

CBD原料の概要

 

①CBD原料とは

CBD原料のイメージ

CBD原料は、CBD(カンナビジオール)を含む大麻植物から抽出された植物エキスのことを指します。CBDは、大麻植物の中で最も豊富に含まれるカンナビノイドのひとつであり、健康やウェルネスに関する様々な効果が期待されています。

CBD原料は、主に大麻植物の茎や葉、花から抽出されます。CBDが含まれる部位は、大麻植物の品種や育成方法によって異なることがあります。CBD原料は、抽出方法や精製方法によって純度や品質が異なるため、製品の品質や効果に大きく影響を与えます。

※日本では乾燥した大麻の茎及び種から精製された物が合法となります。

CBD原料は、医療用途やサプリメント、化粧品などの製造に使用されます。

製品によって必要なCBD原料の純度や品質は異なるため、CBD原料を適切に選択することが重要です。

 

②CBD原料の種類と効果の違い

CBD原料には、大麻植物の茎、葉、花から抽出されたものがあり、それぞれの種類によって含まれるカンナビノイドやテルペンの種類や割合が異なります。また、CBD原料の抽出方法や精製方法によっても品質や純度が異なります。

以下は、一般的なCBD原料の種類とその特徴です。

  1. フルスペクトラムCBD原料❌【記載している業者には注意】

フルスペクトラムCBD原料は、大麻植物の全成分を含むように抽出された原料です。これにはCBD以外にも、テルペン、フラボノイド、カンナビノイドなどが含まれます。このように多様な成分を含むことで、シナジー効果が期待され、全体的な健康に良い影響を与えるとされています。

※日本では全草を抽出するフルスペクトラム原料の販売は禁止されています、そのような表記をしている業者は不誠実又は知識不足なので購入を避けましょう!
  1. ブロードスペクトラムCBD原料

ブロードスペクトラムCBD原料は、CBDとテルペン、フラボノイド、カンナビノイドなどが含まれるフルスペクトラムCBD原料から、THC(テトラヒドロカンナビノール)のみを取り除いたものです。THCは、多くの国や地域で規制されている物質であり、大麻原料に含まれる場合があります。ブロードスペクトラムCBD原料は、THCを取り除いたことで、多くの国や地域で合法的に使用できるCBD原料となります。

CBDブロード

サイバーリーフ:ブロードスペクトラム

  1. CBDアイソレート(分離物)

CBD分離物は、CBDだけを単離したものです。フルスペクトラムCBD原料やブロードスペクトラムCBD原料と比べて、他の成分が含まれていないため、純度が高くなる傾向があります。また、他の成分が含まれていないため、他の成分の影響を受けずにCBDの効果を評価できるため、製品開発や臨床試験に適しているとされています。

CBDアイソレート

サイバーリーフ:CBDアイソレート

CBD原料には、これら以外にも様々な種類があります。適切なCBD原料を選択するためには、製品の用途や目的に応じて、各CBD原料の特徴や効果を理解することが重要です。

 

重要ポイント:一見、CBD純度の高いアイソレートの方が、良さそうですが、品質の高いと呼ばれるのはブロードスペクトラムとなります、この辺は後述します。

 

③CBD原料以外のカンナビノイドの種類

カンナビノイドとは、大麻植物に含まれる化合物の総称であり、100種類以上のカンナビノイドが特定されています。以下は、主要なカンナビノイドの種類です。

  1. THC(テトラヒドロカンナビノール)(日本では違法❌)

THCは、大麻植物に含まれる最も有名なカンナビノイドのひとつであり、強い精神作用を持ちます。THCは、娯楽目的で使用されることがありますが、多くの国や地域で規制されている物質でもあります。

  1. CBD(カンナビジオール)

CBDは、大麻植物に含まれるカンナビノイドのうち、最も研究が進んでいる成分のひとつです。THCとは異なり、精神作用がなく、多くの健康効果が期待されています。CBDは、抗炎症作用、抗けいれん作用、不安緩和作用などが報告されています。

  1. CBG(カンナビゲロール)

CBGは、CBDやTHCの前駆物質として知られており、それ自体でも多くの健康効果が報告されています。CBGには、抗炎症作用、抗酸化作用、抗がん作用などが報告されています。

サイバーリーフ:CBGアイソレート

  1. CBC(カンナビクロール)

CBCは、CBDやTHCと同様に大麻植物に含まれるカンナビノイドのひとつです。CBCには、抗炎症作用、抗菌作用、抗がん作用などが報告されています。

サイバーリーフ:CBCアイソレート

 

5. CBN(カンナビノール

CBNには、睡眠の質を向上させる作用があるとされています。また、抗炎症作用や抗菌作用、抗てんかん作用などが報告されています。さらに、CBNは、鎮痛作用があるとされているため、疼痛や痙攣の緩和に役立つ可能性があります。

CBNアイソレート

サイバーリーフ:CBNアイソレート

重要ポイント:目立っているのはCBDですが、カンナビノイドにはCBD以外にも多くの成分があります、各成分の特徴を覚える事で、初級者から中級者となります。また、CBD以外の原料は全てCBDより貴重で高価な原料となります。

 

CBD原料の仕入れ先の選定ポイント


CBD原料の仕入れ先を選定する際には、品質、価格、信頼性、供給能力、環境に対する配慮など、さまざまな要素を考慮する必要があります。

CBD製品の需要が高まるにつれて、市場には多くのCBD原料の仕入れ先が登場していますが、品質や信頼性に問題がある場合もあります。

そのため、信頼できる仕入れ先を選ぶことが重要です。以下では、CBD原料の仕入れ先を選定する際に考慮すべきポイントをいくつか紹介します。

  1. 品質: CBD原料は、品質に大きく影響されるため、信頼できる仕入先を選ぶことが重要です。仕入先の品質管理システムや製品の分析結果を確認することが重要です。
  2. 価格: CBD原料は、品質によって価格に大きな差が生じるため、適正な価格で提供されているかどうかを確認することが重要です。ただし、品質に優れたCBD原料には、高い価格が設定されることもあります。
  3. 信頼性: 仕入先の信頼性も重要な要素です。納期遅延や品質不良などの問題が発生すると、それがビジネスに大きな影響を与える可能性があります。信頼性の高い仕入先を選ぶことが重要です。
  4. 供給能力: CBD原料の需要が高まるにつれて、供給不足が生じることがあります。仕入先の供給能力が十分であるかどうかを確認することが重要です。
  5. 原料の種類:カンナビノイドは前述したように多くの種類が存在します、種類の豊富な供給先は、カンナビノイドの知見や専門性もあるため、良い取引先となります。

CBDのCOA(成分分析表)

大麻原料の残留農薬チェック

重要ポイント:品質を表すCOA(分析表)の公開、会社概要はもちろんですが、最小ロットにも注意して業者を探しましょう、また、きちんとしたカンナビノイドの知識があるのか?も重要な選定ポイントとなります!

 

 

CBD原料の価格


CBD原料の価格は、需要と供給、生産方法、品質、製品タイプなどの多くの要因によって決まります。

また、大麻法規制の緩和やCBD製品の需要増加などの外部的な要因も価格帯に影響を与えます。

一般的に、CBD原料の価格帯は、過去数年間で大幅に変化しています。初期の段階では、CBD市場が未熟であったため、CBD原料の価格は高く、品質もばらつきがあったとされています。

しかし、現在では、CBD原料の価格は下落傾向にあり、高品質なCBD原料がより手軽に入手できるようになりました。

現在のCBD原料の価格帯は、種類によって異なりますが、一般的に以下のようになっています。

 

  1. CBDブロード:CBDブロードは、品質によって価格が大きく異なります。一般的に、1000mg(1g)のCBDブロードの価格帯は1,500円〜2,000円程度です。(小売価格)
  2. CBDアイソレート:CBDアイソレートは、純度を高めたCBD原料です、1gあたり1,000円程度(小売価格)

CBD原料の価格帯は、今後も市場動向によって変動する可能性があります。

しかし、競争が激しくなるにつれ、より手頃な価格で高品質のCBD原料が入手できるようになることが期待されます。

重要ポイント:CBDアイソレートの価格は、最近(2023年2月)では卸価格で1,000円を切る事も珍しくありません、安ければ良いという訳ではないので、信頼できる業者を選択しましょう!!

 

CBD原料の品質管理

CBD原料の品質管理は、CBD製品の品質を保証するために非常に重要なプロセスです。以下は、CBD原料の品質管理に関する一般的な考え方とプロセスの概要です。

  1. 原料の品質チェック:CBD原料の品質は、使用する前にチェックする必要があります。これには、CBD濃度やTHC濃度の分析、大麻植物の品種チェック、残留農薬の検査、微生物検査などが含まれます。
  2. 品質保証の設立:品質管理システムを確立し、製品の品質に関する情報を記録する必要があります。製品の品質に関する情報には、生産日、生産ロット番号、原料の品質レポート、残留物質のテスト結果などが含まれます。
  3. 製造工程の品質管理:製造工程においても、品質管理を行う必要があります。これには、製造中の工程監視、成分濃度の分析、不良品の排除などが含まれます。
    1. 品質評価:製品を出荷する前に、最終的な品質チェックを行う必要があります。これには、製品の濃度の分析、残留農薬や微生物の検査、品質レポートの確認などが含まれます。
    2. レビューと改善:定期的な品質レビューを行い、品質改善のための取り組みを実施する必要があります。これには、品質管理プロセスの改善、品質問題の解決、製品の品質向上などが含まれます。
  4. CBD原料の品質管理は、CBD製品の品質を保証するために非常に重要なプロセスです。高品質のCBD原料を提供することができることで、CBD製品の市場競争力を高め、消費者からの信頼を得ることができます。

【CBD原料の賞味期限について】

一般的に、CBD原料の賞味期限は製造日から1〜2年程度とされています。

ただし、製造日からの時間や、製品の品質によって異なる場合があります。

CBD原料を長期間保管する場合には、適切な方法で保存することが重要です。

一般的には、直射日光を避け、涼しい場所に保管することが推奨されています、また、製品によっては、開封後は冷蔵庫に保管する必要がある場合もあります。

製品の取り扱いについては、製造元の指示に従うことが重要です。

 

CBD原料の法的規制


日本では、CBD製品を輸入する場合には、厚生労働省からの許可が必要とされています。具体的には、製品の成分や使用目的などを記載した書類を提出し、厚生労働省の審査を受ける必要があります。

輸入許可を得るためには、以下の要件を満たす必要があります。

  • 製品に含まれる成分が、日本の法律に違反していないこと
  • 製品の使用目的が、医薬品として認められた目的ではないこと
  • 製品に含まれる成分が、人体に有害なものでないこと
  • 製品が偽造や不正改ざんされていないこと

CBD製品を輸入する際には、厚生労働省に対して必要な書類を提出し、許可を得る必要があります。また、製品によっては、特定の使用目的でのみ輸入が許可される場合があるため、注意が必要です。製品に関する情報を正確に収集し、許可を得るために必要な手続きを行うことが重要です。

詳細に知りたい方は以下のリンクより参照ください。

https://www.ncd.mhlw.go.jp/dl_data/cbd/guidecbd.pdf

 

原料の仕入れのまとめ


CBD原料の仕入れに関しては、品質管理や価格帯、法的規制などに留意する必要があります。以下にまとめます。

  • CBD原料には、大麻植物から抽出されるCBDやCBNなどのカンナビノイドが含まれます。
  • CBD原料には、様々な種類があり、品質や効果に差があります。また、価格帯も大きく異なります。
  • CBD原料を仕入れる際には、品質管理が非常に重要です。品質の高い原料を仕入れることで、製品の品質や安全性を確保することができます。
  • CBD製品の輸入には、厚生労働省の許可が必要となります、輸入許可を得るためには、製品の成分や使用目的などについて詳細な情報を提出する必要があります。
  • 原材料の価格帯は市況によって変化するため、事前に市場調査を行うことが大切です。また、自社の需要に合わせた最適な価格帯を設定することが重要です。

これらの要点を把握して、自社のニーズに合わせた最適なCBD原料を仕入れることができるようになるでしょう。

 

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