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2022年CBD市場を駆け抜けて・・・業界の裏側では何が?

2022年も残りあとわずかになりました、2021年からスタートしたサイバーリーフですが、今年は皆様のおかげで大きな飛躍の年となりました!!

この場を借りて、サイバーリーフをご贔屓してくれている皆様に感謝します🙇

 

今まで様々なビジネスをやってきましたが、今年のCBD業界ほど変化が激しい市場を私は経験した事がありません💦

私は意外とのんびり屋なので、ゆっくりと行きたかったのですが、、、あまりのスピードの早さにCBD市場が急速に成長しているというのが実感できました。

CBDパウダーの価格も1年前はグラムあたり4000円程度でしたが、2022年の年末では1000円から購入する事ができます。

さらにカンナビノイドの成分も、1年前はCBDが主流でしたが、今ではたくさんのカンナビノイドが出回っていますね。(CBD業社も大きく変化しました)

本記事は1年間の総括として、私の覚えている範囲ですが、業界の印象的だった事柄を振り返って記事にしてみました・・・・・。

 

目次 CBD市場を駆け抜けて

  • ⦅カメルイお家騒動勃発:カメルイ VS マサ吉⦆2021年秋〜
  • ⦅HHCの登場と新カンナビノイド時代の幕開け⦆2021年冬〜2022年2月
  • ⦅成分非表示と9ベータ騒動:暗躍する海外業社⦆2022年春〜夏
  • ⦅O系原料の登場と対立、新成分THCH・THCBが主流に⦆2022年 秋〜冬
  • 「2023年日本のCBD市場はどうなる?」

 

 

「カメルイお家騒動勃発:カメルイ VS マサ吉」2021年秋〜

2021年の夏あたりから、Twitterを中心にカメルイさんのリキッドが人気を博していました、特にCBNの高濃度リキッドは大人気となり、CBDから新成分への期待が高まったのを覚えています。

この頃は業社も少なく私は、「マカロニさん・ウォーターヘンプさん・チルプラスさん」で購入していました、もちろんカメルイさんのリキッドにもお世話になりました。

そして、秋から年末にかけて、ある事件が発生します。

人気ブランドのカメルイで内紛騒ぎが起き、Twitterでカメルイさんとマサ吉さんがバチバチやり合っていました。

私も詳しい訳ではないので、簡単に説明すると、

①カメルイさんが会社のお金を使い込んでしまい、マサ吉さんがキレた。

②カメルイさんが会社から退き、マサ吉さんが実質の経営者に。

③カメルイさんはオランダへ・・・。

めっちゃ簡単で、すみません、私の記憶ではこんな感じでした。

会社の資本やカメルイさんとマサ吉さんの関係性がわからないので、どっちが正しいとかは不明ですが、CBDのパイオニア的な存在だった、カメルイさんのお家騒動という事もあり、注目されました。

 

「HHCの登場と新カンナビノイド時代の幕開け」2021年冬〜2022年2月

 

2021年の冬、おそらく11月あたりだったと思います、日本のCBDブランド数社が、アメリカの生まれの新合成カンナビノイドHHCを日本に持ち込んだ事から、HHCの躍進?が始まります。

HHCには違法成分であるTHCの80%程度の精神作用がある為、業界でも輸入販売に賛否が分かれていました。

結論から言うと、このあたりから業界に大きな変化が訪れます、今までCBDを中心に健康志向だったユーザーから、HHCでキマリたいと言うユーザーが増加していく事になります。

 

HHCが日本に上陸した当初、その高い精神作用にCBD業界内で反対意見も多くありましたが1ヶ月程度であっという間に広がり、HHCリキッド・HHCクッキー・HHCオイル等、バリエーションも豊富になり、HHCを取り扱う業者も一気に増加、HHCカフェなんてのもありました、ある意味バブルのような状態になります。

サイバーリーフではHHCの取り扱いに関して慎重派だったので、原料販売は行っておりませんが、取り扱って欲しいとの問い合わせが殺到していました💦

 

「HHCが合法なら大麻を取り締まる意味がない」とまで言われた程の高揚感を得られる成分だったので、流石にいつかは規制がかかるだろうと、皆んなが予想していました、2022年の秋から年末には規制・・・・、と言う予想が多かったように思います。

さて、そんなHHCバブルの真っ只中、2022年2月末にHHCの超スピード規制が決定、2週間以内に施行されました。

2021年12月〜2022年2月なので、3ヶ月くらいでしょうか、サイバーリーフでHHCは取り扱っていませんでしたが、テルペン等は扱っているので、廃業するのでキャンセルをお願いします、との連絡が多かったです、、、

規制が決定してからの駆け込み需要もすごくて、ある店舗では300人以上の行列ができ、注意の為、警察官がお店に入ったところ、店員からお巡りさんも吸いますか?と言われ、警察官も苦笑いする場面もありました😅

私も合法の時代に試しましたが、これが噂に聞く精神作用か、、、と驚きました。

HHCは日本から消えましたが、その流れは現在も形を変えて続いており、ワンピースで言うところの「新カンナビノイド時代の幕開け」となります。

 

「成分非表示と9ベータ騒動:暗躍する海外業社」2022年春〜夏

HHCの日本上陸からわずか3ヶ月で、狂乱は終了しましたが、その熱気はまだ残っていました、と言うよりさらに加速する事になります。

一部のCBD業社はHHCに変わる高揚感の高いカンナビノイドを探すようになり、日本の新カンナビノイド競争を狙った、海外の業社が様々な成分を日本に持ち込みます。

そこで注目されたのが9ベータと言う成分でした。

新しいカンナビノイド由来?の成分で、高い高揚感があるとの事でTwitterを中心に盛り上がります。

しかし、この9ベータと呼ばれる成分は、実際には含まれていない事が判明。

この騒動に終止符を打ったのが、MIGOTOさん(CBD業社)の動画でした。

要約すると、9ベータと言う成分は存在するが、研究開発段階の成分で、非常に高額で一般的に出回る可能性はない。

どうやら悪質な米国の業社が、日本のCBD業社を狙って販売していた。との事でした😭

しかし、どうやって通関したのか謎です、厚生労働省が許可したのか?それとも・・・・。

9ベータ騒動が沈静化してから1ヶ月程度で、また新たなトレンドが生まれます。

このあたりから、CRDと呼ばれる非結晶化カンナビノイドが出回ります、CRDはサイバーリーフでも販売していますが、様々なカンナビノイドを融合させて結晶化しないように調合する技術です。

CRD自体は問題なかったのですが、成分非表示が出回るようになります。

そうなるとユーザーは何を吸っているのか、わからないというカオスな時代を迎えます。

しかも、この成分非表示のCRDの大半は高揚感のあるモノでした、、、、。

なぜ、高揚感のあるCRDが出回るんだ?私は疑問に思いましたが、1通のメールにより氷解します。

そのメールの送り主はアメリカの業者からでした。

要約すると、高揚感の高いCRDを販売している、その成分はCOA(分析表)に検出されないので日本でも問題なく通関できるとの事でした。

もちろん怪しい話なのでシカトしましたが、そのメールに添付されていたCOAが、日本のいくつかの業者で使われてたので・・・・・。

成分非表示の流行は、以外な所が発端となり廃れます。

CBD業社の大半は、BASEというサービス(ホームページ制作)を使って運営していましたが、そのBASEが成分非表示のCRDを扱うサイトを中心にBANを実行します。

まぁ、当然と言えば当然ですね、そんなこんなで成分非表示の流れは沈静化していきます。

 

この時期には生テルペンも流行っていました、生テルペンとは大麻の品種から、直接テルペンを抽出した?という製品です。

まず、誤解があるのが生テルペンとは、テルペンを抽出する際にフルーツを瞬間冷凍して、成分(テルペン)をなるべく壊さないように取り出す技術です。

生テルペン=大麻から抽出という訳ではありません、これは業社も含めて誤解している方が多い印象です。

サイバーリーフでも100%大麻由来のテルペンを探しましたが、信頼できる業者が見つからず断念しました。

※大麻テルペンを取り扱っている、数社とコンタクトを取りましたが、話を進めていくと大麻のテルペンを使っているが100%ではない、という歯切れの悪い回答でした。

米国のテルペン調合している専門家とも相談しましたが、100%大麻由来のテルペンを探すのは非常に困難との回答でした。

9ベータや生テルペン等でもわかるように、知識不足ゆえに業社も騙されてしまいます、新成分なんて、そもそも情報がないから、しょうがないかもしれませんが、疑ってかかるくらいがちょうどいいのかもしれません。

 

「O系原料の登場と対立、新成分THCH・THCBが主流に」2022年 秋〜冬

2022年の夏から秋頃にかけて、THCOやHHCOの新しいカンナビノイドとして注目を集めます、いわゆるO系原料です。

このO系は原料は高い高揚感がある為、人気が出ましたが、こちらの原料も業界内で待ったがかかります。

VAPEリキッドとして運用する場合、ケテンと呼ばれる有害物質が発生するとの事で問題視されます。

 

★CBD業社はいくつかのタイプに分類できます。

①精神作用の高い新しいカンナビノイドを求め、積極的に取り入れる業社【全体の1割くらい】

②市場の動向を注視しやや遅れて、精神作用の高いカンナビノイドを取り入れる業社【全体の6割くらい】

③基本的な姿勢として、精神作用の高いカンナビノイドを取り扱わない業社【全体の3割くらい】

 

基本的には③と①が対立する事が多く、②は静観です、新成分が市民権を得たら徐々に②が参入してくると言った感じです。

そんなこんなで、O系原料は③の保守派の反対により、勢いを無くします。

そして、2022年の秋から年末にかけて市民権を得たのが、高い精神作用があり、目立ったデメリットがない「THCB・THCH」等の新原料です。

ちなみに、THCHは違法成分であるTHCの約25倍の強度があると言われています😱

HHCが流行った同時期にTHCPと言う成分を一部の業者が販売し業界から問題視されました、その強度はTHCの33倍です。

2022年前半・・・THCP33倍(非常に危険な物質・絶対ダメ)

2022年後半・・・THCH25倍(薄めればOK)

慣れとは怖いもので、段々と業界の良識も変化しています。

もしくはHHCを国が強く抑えた反動が来ているのでしょうか・・・・

2022年12月の薬物規制委員会で「THCB・THCH」薬物指定されると予想もありましたが、とりあえず規制はありませんでした。

規制→新成分→規制→新成分、を繰り返している新カンナビノイド市場は平成26年の脱法ハーブの市場と酷似します。

脱法ハーブ市場では国と業者がイタチごっこを始め、最終的に非常に恐ろしい物質が世に出回る事となり、やがて終焉を迎えます。

CBD市場が脱法ハーブ市場と同じような結末にならないように注意する必要があります。

2023年日本のCBD市場はどうなる?

ザッと今までの流れをまとめて記載しましたが、この1年で色々な事がありました、細かいトラブルや炎上を挙げれば、キリがありません。

来年はどうなりますか?という質問を受ける事があります。

2023年はさらに大変革が起こると予想しています。

2023年の夏に、大麻取締法の大改革が行われる事がほぼ決定しています、医療用大麻の解禁等、良いトピックも目立ちますが、その影には大麻使用罪の創設等、嫌な話もあります。

大麻使用罪はCBD業社にはあまり関係がない、と言った意見もありますが、そんなわけありません。

大麻使用罪の基準がどのような形になるのかで、CBD業界の未来は大きく変わります。

現在、大麻は所持と栽培に関して罰せられますが、使用に関しては罪に問われません、大麻さえ見つからなければ陽性反応がでても罪には問われません。

もし、大麻使用罪の立て付けが、単純に大麻の陽性反応が出たら罰すると言う内容であれば、CBD業界も壊滅的なダメージを受ける事になります。

もちろん純粋なCBDですと、大麻の陽性反応が出る可能性が極めて少ないです、しかし、CBDブロードやCBNでは偽陽性が出る可能性があります。

そして、一番怖いのが風評被害です、あなたは使用したら逮捕される可能性のある成分を摂取したいと思いますか?

この疑念は消費者に残り続け、CBDも含め信用不安に繫ることは必須です、結果、CBD市場は縮小に向かう事が予想されます。

そして、もう1つの可能性として、現在では食品区分として扱われているCBDが医薬品区分に分類されるケースです、このケースになると中小企業は全滅となります。

2023年夏の大改革はポジティブな事が多く語られていますが、国は規制緩和と称して、実際に蓋を開けてみると規制強化なんて事例はしょっちゅうあります・・・・。

私は大麻も含めCBDの可能性を強く信じているので、上記のようなケースは無いと信じたいです。

と、まぁ長々とメガティブな話をしてきましたが、おそらく大丈夫でしょう😁

大麻市場の明るい未来を信じて年末年始を楽しみたいと思います!!!!

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